後悔日和

わかりみ

2018.6.10

映画を観に行った。


ぼくはあまり映画を観ないたちだ。長時間拘束されるのが苦手ということや、女優や俳優にあまり興味がないというのが理由である。正直、名前も覚えられないことの方が多い。


なので、病気療養のため実家に帰っていた時期以外はほとんど札幌市内で映画を観なかった。というか、大学生になってから劇場で映画をほとんど観ていない。印象にあるのは実家にいた時に「スパイダーマン・ホームカミング」と「君の名は。」を観て、札幌で無料券(親が貰ってくる)を使って「俳優・亀岡拓次」を観たことくらいだ。なぜなら、安田顕がぼくの学校の先輩にあたり、数少ないファンの俳優だからだ。


さて、今日観たのは「恋は雨上がりのように」だ。

なぜ観たのかというと、主演がどちらも好きだということ、もともと原作のファンだということ(ただし全部は読んでいない)、そして音楽を担当するミュージシャンのファンだということだ。


人生で初めてシネコンというものに来たもんだから、最初は勝手がわからんかったけど、席についてしまえばこちらのものよ!


で、結論から言うと普通に爽やかな映画でした。70点くらい?


小松菜奈綺麗だし、洋ちゃんは北海道弁使わないからなんか新鮮でしかもめっちゃ真摯な役柄でこれまたよかったし、澤部さんの曲も重要なシーンで使われてたし、これはの子さんで、これはmonoさん?あれ、柴田さんのはどれだ?ってサントラに注目するのも楽しかった!ストーリーも途中で揺れ動きがあって、最後には柔らかに終わるって感じも、先を想像するのが好きな自分にとってはよかったのかもしれない。


まあ、こっから先は若干アレな部分を。

・OPはあの曲かどうかは賛否分かれるよね〜話に勢いづくかもしれんが…あのバンドのゴリ押し感は好きじゃないっす。曲は好きなんだけど。

・男性陣が紳士すぎるなあ…原作準拠なのかもしれないが(なんせ途中までしか読んでないから)、店長は真摯だけど結構へタレだし、加瀬さんも吉澤くんもスッ…と引いちゃうし。まあ吉澤くんはスピンオフあるみたいだし、バイト先という立場上加瀬さんも引かざるをえないか…その代わり女子が元気!あきらや陸上部周りの面々はパワーがあったなあ。あと突然のぁぃぁぃにビビる。(タモリ電車倶楽部で見たくらいだけどやっぱりインパクトあるなあ)

・終わり方が思ったよりあっけなかった。え、店長の小説とか、陸上のライバルの子とか(最後のパラパラ漫画でちょい出てたけど)、もうちょいエピローグ的にどうなったのか気になるなあ。けど淡い恋愛ストーリーっていう面ではこの終わり方で正解だったのかも。

・個人的なひがみなんだけど、登場人物の人間関係がスパッとしててうらやましいよ。あと、個人的にいつも考えている「才能がある上での人生」はここでもあるなあとビシビシ感じた。店長は小説で、あきらは陸上で才能あるもの…


以上、雑感でした。この文章はテンションが上がって札幌駅西改札前のベンチで30分かけてテンションのみで書かれています。ご容赦ください。


映画で少し元気も出たし、何らかをやるぞ。音楽かもしれないし文章かもしれないし、短歌かもしれないけど。けど現実に戻ることも大事なのでまずは夕食の豚汁作ります。さようなら。