後悔日和

わかりみ

2017.12.22

なんで前から予告してた記事を書かないかだって?気分だ。

 

午前中からひたすら課題などをこなす。人より極端に友人がいない大学生のぼくは午後からの講義もただ坦々と「わかんねえなー」とか「あいつらイライラするなー」などと思いながら過ごす。課題をやりながら。そのあとは無理難題を早く終わらせて講師に中指立てる勢いにするために図書室で本探し。ろくなもんがないがテーマは決まったのでよし。市の図書館に本を取りに行き、もちろん一人ぼっちのクリスマスを過ごすためにデパ地下でおいしいものを探すのにも余念がない。そのあとは家でまた調べもの。そして今日の本題、コロニーで行われるシュリスペイロフのワンマンライブに行くのだ。

シュリスペイロフはぼくが大学くらいから無性にハマっているバンドで、当時かなりの作品が廃盤で(今もだけど)、札幌市内を駆け回ってなんとかほとんどのアルバムを手に入れることができたバンドなのだ。その話は長くなるのでおいおい。カップ麺の待ち時間でここまでの文章は書かれているのだ。

個人的に札幌のライブハウスはmoleが一番好きなんだけど(腰が痛くなりやすく、休める場所が多いから)、コロニーは規模感がThe・ライブハウスみたいな感じでいいよね。実はシュリスの新譜は特典とか貧乏学生ゆえの金欠で買ってなかったんで、ついていけっかなーなんて思っていたのですが、そんなもんは杞憂でしかなかった。

あ、ラーメンできた。てか、かやく入れ忘れた!!!

最初三曲は『聞えた』より。「わたしをみつけて」の澁谷さんのギターがえらいカッコいくて「オッ!!!」っと言ってしまった。この人はキワキワのポイントを付いてくるのが上手い。相変わらずのゆるーいMCでめちゃくちゃしゃべってたのが意外だった。めっちゃ気さくだ!!!「空白に向かっていくよ」「バタアシ」で徐々に熱量も上がる。「消失点」は個人的にコード譜まで作るくらい好きな曲。「レインマン」は野口さんのハイフレットのベースの動きが好き。新曲群の中では「ななし」が一番グッと来たかな。「檸檬」はダークなシュリスが存分に出ててトップクラスに好き。ブチョ―のドラムはミドルテンポの曲だと映える。「水の中」もよかった。「花とゆめ」も最高だったし、「カノン」のアウトロの澁谷さんのギターは天下一品だ。「アパートメントの宇宙」はバンド感があってめっちゃ良くなってた。クリスマス前に聴く「ガール」もまた最高。宮本さんのあの…なんて言うんだあれ…イントロのギターが来た瞬間にグッとくるんですよね。アウトロ的な演奏もかっこよかったし。本編はここで終わり。

アンコールではブチョ―による恒例の物販紹介があって、ブチョ―の膝に猫が乗ってきたのは嘘だとか本当だとかという話をしたり。シュリスは人肌感がありつつも、かなりオルタナティブなことを自然にやってるからいいんだよなあ…「君と僕」はちょいとちっちゃったけど、めちゃくちゃかっけー。おなじみ「行灯行列」もかっけー。宮本さんの上からのMCもかっけー(笑)。ラストに「夢うつつ」を持ってきたのは個人的には初めて。澁谷さんのアーム捌きはカッコいいなしかし…そしておれには語彙力がないなしかし…

全体的にはバンドの空気がさらによくなってる感じがばしばし伝わってきました。宮本さんの歌もなんか上手くなってるし、個人的には澁谷さんが前回見た時よりもさらに上回ってきて最高。リズム隊もそれぞれの長所がよく出てた!

終演後、セトリを撮って、物販に並んでたら、以前のワンマンで缶バッヂを頂いてしまった73こさんからから美味しそうなものを頂く。他人から物をもらうのはうれしいですね。今年2回目がまさかあるとは…ありがとうございます。めんべい、特別な時に食べます。めんたいツナ缶、料理に使ってみます。また、どこかでお会いできると嬉しいです。

そして私はすぐさま帰宅。現実に戻らなくてはいけない。なぜなら資料集めと試験勉強があるからだ!かやくを入れ忘れたラーメンも、もう喰い終わった。明日も9時から忙しいぜ。簡単に結論付けると、センチメンタルによってこの文章は書かれたのだった…(こんだけの字数を40分で書けたら充分だ)作業やりまーす。